「治さなくてよい?認知症」 by 仏壇処分と仏壇供養リセット

2014年05月23日

おはようございます。
リセット藤井です。

2014年5月23日、金曜日です。

「治さなくてよい認知症」

これは本のタイトルです。

医師の上田諭氏の著書ですが、
患者とその家族の
不要な心理負担を軽減させてくれます。

もし自分の親が「認知症かな?」と
疑い始めた時には、
一般的にはこんなふうに考えるのではないかと思います。

・まさかうちの親がそんなはずは・・

・どこに相談すればいい?

・早く医者に連れて行かなくては

・薬を早く飲ませて治さなくては

・そのうち子供のこともわからなくなるのか・・

・徘徊したりしたらどうしよう

・親のおむつを換えることが私にできるのか?

・介護でまともに仕事もできなくなるかもしれない

・施設は順番待ちらしい、大丈夫か?

・相続やら遺言やら手続きとかどうしよう?

・ところでまずなにをすればいいのか?

まあ、こんな感じで慌てふためくのではないかと思います。

これらは無理もないことで、
認知症に関しては私も含めて
いろいろな誤解が蔓延しています。

認知症になったらスグに
もうわけがわからなくなってしまう、
大変だ!・・と言うような誤解です。

しかし、初期から中期では
直前のことが記憶できない
「近時記憶障害」
がほとんどで、

他の人格はそのままです。

病気というより、単なる老化の一種
といえるかもしれません。

実際にはこの「近時記憶障害」の兆候は
40~50歳代から始まっているらしく
いわゆる「物忘れ」で済ませています。

この時、
「何度も同じことを言わないで!」
「今言ったでしょ!」
「もう忘れたの?」

などの責め言葉は厳禁です。

本人は深く傷つきます。

認知症だから、傷ついたこともスグ忘れる・・
ことはないようです。

怒りや悲しみを伴った感情はどうやら覚えているらしいのです。

この本の著者の基本スタンスは、

「本人の自己肯定感と自尊心」

を、尊重することが重要だ!

と声を大にして伝えています。

家族の心理負担がとても軽くなる本だと思います。

わたしもなぜかこの本を読んだ後は
ココロが癒された感があります。

おすすめの一冊です。

患者も、そして家族も不便ですが、決して不幸ではありませんね(^_^;)

さて、先日5月12日(月)にお仏壇・お位牌などの定期ご供養を致しました。

導師様にお出でいただき、御魂抜きご供養をしていただきました。

おご依頼いただいたお客様には
お葉書でご報告させていただきました。

その時のご供養状況動画はコチラです↓

本日も、お仏壇処分・お仏壇ご供養の
お問い合わせをお待ちしております。

お仏壇ご供養処分 大阪版ホームページ http://reset-soul.com/osaka/