マンション住まいの人は神棚を置くスペースに頭を悩ますことが多いかもしれません。ただ、日本人として神棚は、たとえ小さなものであっても一家に一宮は祀(まつ)っておきたいところです。
神棚にはその高さが180cmもある大きなものから、壁掛け型の簡易なものまでいろいろなタイプのものがあります。今回はそうした中から、マンションに最適な、モダンでシンプルな神棚のおすすめを紹介します。
【マンションに似合う神棚の例↓(出典:アマゾン)】
神棚の種類:3つのタイプ
神棚とは、神様が宿るお宮の部分とお宮を載せておく棚板のセットのことをまとめて指します。したがって、一般に神棚を選んで購入するということは、お宮を選ぶということになります。ただ、以下ではわかりやすいようにお宮自体を「神棚」と表現します。
マンションに最適な神棚を選ぶ際にはまず、神棚の種類を見ておきましょう。大きく以下の3つのタイプに分かれます。
タイプ2:箱型のもの
タイプ3:簡易型のもの
それぞれ見ていきましょう。
タイプ1:屋根付きのもの
屋根と扉の数によって、1つの一社宮、3つの三社宮などがあります。一社宮にはお札を重ねて入れ、三社宮にはお札をそれぞれの扉に入れます。
【一社宮の例↓(出典:アマゾン)】
【三社宮の例↓(出典:アマゾン)】
タイプ2:箱型のもの
ボックス型のお堂の中に、上記の三社宮のミニ版や神具一式が納められているタイプです。一般に箱宮と呼ばれるものです。屋根付きのものよりもコンパクトになっていて設置しやすくなっています。
【箱宮の例↓(出典:アマゾン)】
タイプ3:簡易型のもの
神社で頂いたお札を立てかけたり、入れたりしておくだけの簡易なものです。棚板に載せたり、壁に掛けたりすることができ、ほとんどスペースを取りません。
【簡易型の例↓】
神棚を選ぶ基準ですが、神道への信仰心の深さ、宗教に対する信心深さによって立派な神棚を選ぶという決め方ももちろんあります。ただ、マンションや集合住宅では、部屋の広さや部屋数によって制限される場合がほとんどです。
そうした場合はやはり、ある程度コンパクトで省スペースの神棚を選んだほうが実際の生活では便利です。神棚をマンション内のどこに祀るかにもより選ぶ基準が変わります。では、実際に神棚はマンションのどこにどの向きで祀ったらよいのでしょうか?
2、神棚はマンションのどこに祀ればよいか?
マンションの部屋ではどこに神棚を祀ればいいのでしょうか?これには、次のような一般的なルールがあります。
▶神棚を祀るのに適した条件
高さ:手が届く範囲で一番高いところ
向き:東向きまたは、南向き
▶神棚を祀るのに適していない条件
人が見降ろす位置(目線より下)
こうしたルールにぴったり当てはまる部屋や場所があれば問題ありません。ただ、マンションでは、部屋の間取りや窓の位置などによっては「明るく風通しが良い」という条件が難しい場合もあります。そうした場合は、神棚を設置する高さと向きだけは最低限クリアすればよいでしょう。
つまり、目線より上で東向き・南向きです。できれば和室が似合っていますが、和室がない場合は、こうした東向きまたは、南向きに設置できる部屋を選びましょう。
【マンションではすべての条件が整うのは難しい↓】
なお、マンションの場合、低層階の人は一番高い場所には住んでいないため、代わりに神棚の上に「雲」という字を書いた紙を貼っておくことで「一番高い場所」を代用できます。
また、神様の中でも西日本に多い「三宝荒神(さんぼうこうじん)」さんは、火を守る神様、かまどの神様としてお祀りするものなので、台所に設置します。
マンションの場合、台所は風通しが良くない位置にある場合が多いですが、「三宝荒神」さんはあまり気にする必要がありません。私の実家は関西なので、台所の高い位置に「三宝荒神」さんを祀ってあります。
【台所の三宝荒神の例↓】
3、マンションに最適な神棚の選び方
あなたのマンションの部屋に祀る神棚を選ぶ基準についてです。以下の3つの基準のうち、あなたが重要視したい優先順位で決めればよいでしょう。
②設置場所のスペース
③信仰心の度合いや好み
一般に部屋が広くまた、背の高い家具なども少なく、比較的スペースが取れる場合は、どのような神棚を選んでも問題ないでしょう。タイプ1の屋根付きのお宮や、タイプ2の箱宮など大き目の神棚を選んでも設置場所に困ることはないですね。
ただ、神道に対する信仰心の度合いや、部屋の雰囲気にマッチするかどうかなど好みを優先する場合は、タイプ3の簡易型神棚を選ぶという選択肢もあります。
近年では、昔ながらの大掛かりな神棚を設置することは少なく、特にマンションなどスペースが限られたところでは、タイプ3の簡易型神棚を選ぶ人が多いようです。その主な用途としては、「初詣などで頂いたお札を入れておくところ」という使い方です。
以下では、こうしたタイプ3の簡易型神棚を中心におすすめを紹介します。
4、マンションに最適な神棚のおすすめ7選
1、神棚お札 ご朱印帳立て 七福宝船
シンプルでよいです。モダンなデザインで和洋室どちらのお部屋の雰囲気にも馴染む神聖な鳥居付きの神棚です。 鳥居(とりい)とは、神社などにおいて神域と人間が住む俗界を区画する神域への入口を示す一種の「門」であり、それを象った厳かな鳥居を前面に配しています。通常配られる頒布大麻を三枚お祀りすることがでます。
ご朱印帳や木札など厚みのある物もお祀りできます。(約2.5cm位まで)据え置き、壁掛け兼用で飾る場所も選びません。主な用途は、お札立て 御朱印帳飾り 御神札飾り 御守り飾り 木札差し 御守り入れなどです。
素材:天然白松造り
サイズ:(約)縦14㎝×横25.5㎝×奥行10㎝ 重量:約310g
メーカー:さくら禅
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2、神棚の里 簡易神棚 お札立て
厄除け、安全祈願などで頂いた御神札のお祀りや、受験や試験合格祈願などを収めるお宮として個人向けのお宮として最適。神棚にお納めできない大きな御神札を頂いた際にもオッケーです。納められる御札の厚さは1.2cm以内までです。
国産ひのきだけで製作されており、札入れ正面には菊座付き。壁掛けなどできるように壁掛け穴が開いています。
素材:ひのき
サイズ:外寸=36.4(幅)-21.4(高)-3(奥)cm
内寸=27(幅)×1.3(奥)cm
メーカー:カミダナノサト(日本製)
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3、静和マテリアル 神棚 アイボリー (壁に貼れる 壁掛け モダン神棚・お札飾り) MDNK-I
壁掛け用超シンプルなお札入れ。賃貸マンションなど壁を傷つけたくない場合にも最適。壁に貼ってはがせる粘着ガムが付属されてます。画鋲いらず、フックいらず、打ちっぱなしのコンクリートにも取付可能です。
材 質:板紙(高級国産紙仕様)
サイズ:32.5×10×3.5cm
メーカー:静和マテリアル(日本製)
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4、お札立て 神社やお寺のお札をお部屋で祀る コンパクトなお札立て
置き型の超シンプルお札立て。神社やお寺のお札を立ててお祀りするためのものです。一般的なお札(30センチ程度)であれば厚さ2センチまで安定して自立します。
秋葉山・大宝院の神前にて修祓(お祓い・お清め)されています。天然木材の加工製品なので商品ごとに木目や色味は多少変わります。対象のお札・お守りと同時に購入した場合100円割引されます。
材 質:天然木材
サイズ:幅6.8×奥行12cm
メーカー:秋葉山 大宝院
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5、神棚の里 神具セット付! 洋風モダン神棚板 Kaede メイプル製
神具やお札を載せるためのシンプル棚板&神具7点セット付です。女性でも簡単に取付けができる洋風モダン神棚板。通常の神棚板は壁への釣りつけの際にはドライバーや石膏ボード用のビスなどを用意するのが大変でした。
この神棚板は取付専用の台紙、石膏ボードピンを使用することにより、簡単に安全に短時間で取り付け可能です。 ※コンクリート壁、木製壁への取付けは不可。
石膏ボード専用のフックと鋲を使うことで、壁への傷を最小限に抑え石膏ボード壁にカンタンに取付け可。
今までの棚板にはない、見栄えとつけやすさ。洋風のスタイルにも溶け込みます。職人の技術と、北欧家具で使われる高級材・メイプル、そしてデザインが、今までの神棚にないリラックスした空間を作ります。
神棚をお祀りする際に必要となる、神具7点セット付き。榊立て、瓶子(お神酒)水玉(水)皿×2(米、塩)
材 質:メイプル
サイズ:11.1(高)-45(巾)-11.9(奥)cm
メーカー:カミダナノサト
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6、神棚 お札 ご朱印帳立て (打ち出の小槌)
和洋室どちらの部屋の雰囲気にも馴染む神聖な鳥居付きコンパクト神棚です。鳥居を前面に配してあります。お札を2枚お祀りすることができ、ご朱印帳や木札など厚みのあるものも飾れ、コンパクト設計ですので飾る場所も選びません。
材 質:天然木材
サイズ:本体(約)縦16㎝×横14㎝×奥行8.5㎝
重量:約160g
メーカー:さくら禅
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7、鳥居付きお札立て(神棚)
鳥居付きのコンパクト置き型神棚。サイズが、横約8cm・厚さ約0.8cmまでの御札を3枚までお祀りできます。 御札立てには屋根がありませんので御札の高さに制限はありませんが、御札の背が高く重いと転倒の恐れがありますので注意が必要です。 壁に立てかけておくと思います。
材 質:白松を主材とし、鳥居の注連縄は藁を使用
サイズ:組立時(約)縦16.2㎝×横13㎝×奥行11㎝
重量:約160g
メーカー:Lifestyle
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