多くの人は、お葬式の段取りや進行は葬儀会社にほとんど任せていると思います。その際、お坊さんの手配やお布施のことについても、葬儀会社のサポートにより、檀家でなくともあまり心配することがないのが現実です。
しかし、葬儀が終わり、その後の四十九日などの忌日法要は、どこのお坊さんへ依頼すればいいのか困っている、という悩みを持つ人が増えてきています。
もともと多くの家では、従来からの檀家制度により、お坊さんとの親しいおつきあいがありました。ただ、徐々にそのような習慣がなくなりつつあります。いわゆる「檀家離れ」や「離檀」です。
檀家離れの主な原因は、「関係がわずらわしい、お布施や寄付が不透明、寺院に対する不信感」などです。
このように、実際に離壇したり、離壇しようと思ったりしている人は、檀家寺のお坊さんに四十九日などの法要を依頼することが難しくなります。
こうした場合、便利なのが「お坊さん・僧侶の出張手配・派遣・紹介サービス」です。以下では、四十九日法要での「お坊さん・僧侶・寺院の出張手配・派遣・紹介サービス」利用の押さえておきたいポイントやメリットについて解説をします。
四十九日とはどのような法要か?
葬儀以降の法要の種類
四十九日とはどのような法要なのかを見ていきましょう。まず、法要は行われる時期によって、大きく以下の4つに分けることができます。
1、忌日法要(きにちほうよう、きじつほうよう)
初七日、四十九日、百か日など
2、年忌法要(ねんきほうよう)
一回忌(一周忌)、三回忌、七回忌など、一般には三十三回忌で弔い上げ
3、定期法要
お盆、お彼岸、命日、月参り、
4、臨時法要
納骨時、お墓改葬時、仏壇・位牌の開眼供養や閉眼供養
四十九日は、このうち忌日法要の一種になります。
四十九日とは?
四十九日とは、故人が亡くなった日を起点つまり第1日目とし、数えて49日目の仏教行事をいいます。四十九日には、親族・知人などが集まり、お坊さんに依頼して読経~死者供養の法要を行ないます。
法要の後、皆で会食をすることが慣例です。この法要儀式とその後の食事を含んだ行事全体のことを「法事」と呼んでいます。
四十九日の法事は、ちょうど49日目ではなく、その日に近い土日など親族が集まりやすい日に実際には行われます。
また、この四十九日の法要を終えたあと「納骨式」を行ない、遺骨をお墓に納める場合が多いです。
四十九日のルーツと意味
四十九日は仏教の中陰説がルーツと考えられています。中陰とは、死んだあと生まれ変わるまでの中途半端な状態をいいます。
死者の霊魂が何かに生まれ変わるその新しい転生先が決定せずに、この世をさまよっている最長期間が49日という説が日本では広まりました。
亡くなった日を起点に7日目を初七日、14日目を二七日(ふたなのか)、21日目を三七日(みなのか)、その後7日ごとに続き、七七日(なななのか)を四十九日といいます。
実際の法要は、これら7日ごとに行われことが一般的でした。これは死者に対し、存命中の功罪について7日ごとに審判があり、供養・法要をすることでその罪を軽くしてもらえるという考え方をするからです。
この中陰期間が終わる49日目を「満中陰(まんちゅういん)」と呼ばれています。一般的には、この四十九日までを忌中(きちゅう)または喪中(もちゅう)と呼ばれ、親族が忌み慎む期間とされています。
死者の霊魂が新しい転生先が決まらず、この世をさまよっていた49日間が終わり、満中陰を迎えて初めて、死者はこの世からあの世へ行ったことになるのです。納骨をその後に行なうのは、このような考え方があるからです。
もともと仏教では、この49日間、7日ごとに死者供養のための法要をしていました。現在では簡略化されて、初七日と四十九日にのみ法要が行うことが一般的です。ただし、初七日は葬儀・葬式の告別式のあとに同時に行われることが多く、式中初七日と呼ばれています。
そして、本来はこの四十九日で法要は終わりでした。ただ、日本では儒教の教えなども影響し、その後の百か日や年忌法要、定期法要が行われるようになったといわれています。
あなたが寺院の檀家で、離檀をする予定などがなければ、四十九日法要の読経を檀家寺のお坊さんに依頼すれば問題ありません。
ただ、次の理由で檀家寺のお坊さんに依頼できない人も増えてきています。
檀家寺のお坊さんに依頼できない理由
檀家を離れたいから
お寺やお坊さんとの檀家関係がわずらわしいと考える人が増えてきています。お布施額が不明瞭、寄付請求が不透明などのイメージ悪化が大きな原因です。
もしあなたも離壇したいと考えているなら、檀家寺のお坊さんに四十九日の法要読経を依頼したくないと思うのが道理です。
一度読経を依頼してしまうと、その後の各種法要のことを考えざるを得ないからです。
檀家寺が遠い
引っ越したり、実家の両親が亡くなったりして、檀家寺と疎遠になってしまった場合も、依頼しにくい状況です。
お坊さんも遠方になると、断られる場合が多いようです。もし仮に、引き受けていただけた場合でも、たくさんのお車料を出さざるを得ません。現実問題として、遠方のお坊さんにきていただくことは無理があります。
もともと檀家寺を持たない
もともとお寺の檀家でもない場合は、四十九日の法要読経を依頼できる寺院やお坊さんがありません。そうした場合、あなたが自分自身でお坊さんを探すしか方法がありません。
以上3つの理由により、檀家寺のお坊さんに依頼できない人にとって便利なサービスが、「お坊さん・僧侶の出張手配・派遣・紹介サービス」です。
お坊さん手配・派遣サービスの3つのメリット
お坊さん・僧侶・寺院の手配・出張派遣・紹介サービスを利用する3つのメリットについて以下に述べます。
一回ポッキリのおつきあい
檀家になっていると多くの場合、いろいろとお布施やら寄付のお願いがあります。お盆やお彼岸、各種仏事、寺院修繕費用等の名目での支援依頼です。
もちろん断ってもいいのですが、なかなかすんなりと断りきれないところがわずらわしいところです。なにやらスッキリしない気持ちのまま、檀家を続けている人も多いようです。
一方、「お坊さん・僧侶の出張手配・派遣・紹介サービス」を利用する場合は、お付き合いは1回ポッキリです。お布施の支払いも1回のみで、のちのちの寄付の要求などもありません。
このように、「お坊さん・僧侶の出張手配・派遣・紹介サービス」は、わずらわしい寺院との関係を気にすることなく、四十九日の法要読経をお坊さんに依頼できます。
お布施が一律
多くの人は、「お布施はいくら渡せばいいの?」と困っています。私の場合、親に任せっきりでしたから、いざ自分がその立場になると「一体いくら包んでいたのだろう?」ととても困ってしまいました。
元来、お布施とは「寄付行為」であり、読経に対する「感謝の気持ち」を謝礼として表したもの出す。お坊さんに対する労働対価や報酬ではありません。
もともとは、修行中のお坊さんに対し、「衣類を与える」つまり「布を施す」というのがお布施の語源です。したがってお布施は、金銭である必要はないのです。
ただ、やはりそういうわけにも行きませんから、現実問題として金銭が必要です。
こうしたお布施の金額を考えなくてよいのが、「お坊さん・僧侶・寺院の出張手配・派遣・紹介サービス」です。このようなサービスでの、四十九日法要のお布施金額の相場は定額で、35,000~45,000円程度です。
追加費用が不要
一般的には、檀家寺のお坊さんの場合、お布施の他に「お車料」「お膳料」「心付け」が必要になることがあります。
お車料とは交通費出す。また、お膳料とは法要の後の食事代になります。お坊さんが法事の食事会など最後まで参加されることは通常ありませんから、そのかわりに食事代名目でお膳料としてお渡しします。また、心付けはいわゆるチップ(感謝の気持ち)です。
一方、「お坊さん・僧侶・寺院の出張手配・派遣・紹介サービス」では、このような「お車料」「お膳料」「心付け」は必要ありません。一律のお布施額にすべて含まれており、原則追加費用は不要です。
このように、「お坊さん・僧侶・寺院の出張手配・派遣・紹介サービス」は、かつてのような不明瞭な部分を排除した、気軽に安心して利用しやすいサービスといえます。
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