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ご供養じまいビジネス開業・起業講座3:ご供養じまいビジネスの取り扱いサービス

ご供養じまいアドバイザーの藤井です。前回の講座2では、「ご供養じまいビジネスの現状と可能性」について解説しました。ご供養じまいビジネス開業・起業講座第3回目は、「ご供養じまいビジネスの取り扱いサービス」について解説します。

【近年増加している供養品の種類↓】

ご供養じまいビジネスの取り扱いサービス一覧

「ご供養じまいビジネス」で取り扱うサービス(=実際に面倒が見られなくなり、ご供養・整理処分を依頼される品目)は、まとめると主に以下の様なものがあります。

1、仏壇・仏具(仏像・掛け軸含む)
2、位牌
3、遺影
4、過去帳(過去帖)
5、神棚・御神札
6、地蔵様と祠(ほこら)
7、人形類
8、写真・アルバム類
9、遺骨の納骨
10、その他

それぞれを詳しく見ていきます。

【いろいろなご供養依頼品↓】

ご供養じまいビジネスの取り扱いサービス詳細

1、仏壇・仏具(ご本尊仏像・掛け軸含む)
まず仏壇本体です。小さなものなら高さ30cm程度から、大きなものは180cm超程度のものまで各種あります。ほとんどの場合、1~2名で移動運搬出来ますが、木の材質(黒檀、紫檀)や仏壇の幅・奥行などによっては4人でも運搬に苦労するような重たい仏壇もまれにあります。(特に幅が90㎝を超えるもの)

【仏壇搬出例↓】

仏壇の中にある、ご本尊様(仏像、掛け軸など)、仏具(おりん、香炉、花立、燭台、仏飯器、吊灯篭など)など一式を含みます。仏壇本体の外においてある経机(きょうづくえ)なども含みます。

提携しているお坊さんにより、個別訪問または供養場にて定期的に、仏壇1台(基)ずつ、ご本尊様1体ずつ、魂抜き・お性根抜きご供養をしてもらった後、お焚き上げ等の処分をします。

2、位牌
仏壇とともに、位牌の魂抜きご供養・処分を依頼される方も多いのが現状です。位牌には、白木の位牌、黒い本位牌などのほか、宗派によっては位牌代わりの法名軸や法名紙などがあります。

こうした位牌を1柱ずつ魂抜き・お性根抜きしたあと、お焚き上げ(焼却処分)します。ただ、「永代供養」をご希望の場合は、寺院への直接依頼か、提携寺院を紹介します。

位牌は寺院へ、仏壇本体は供養じまい業者へ、と分けてご供養に出されるお客様もおられますが、多くの場合は仏壇と位牌はセットで同時にご依頼されます。位牌のみのご供養処分を依頼される方も増えてきており、そうした場合に対応して、送付による受付サービス(全国対応)を2015年より本格的に行っています。

【位牌の送付受付サービス↓】

3、遺影
遺影写真は通常、葬儀などで使用された故人の写真を指します。また、思い出の写真を遺影として仏壇内に飾っている人もいます。

【遺影写真の例↓】

こうした遺影写真はなかなか自分自身で廃棄しにくく、供養を希望されます。額縁に入ったままでも、中身の写真本体だけでもお預かりし、お坊さんにより1枚ずつ魂抜きをしていただいたあと、お焚き上げ(焼却処分)しています。

位牌と同じく、多くの場合は仏壇とセットで同時に依頼されますが、遺影のみ単独でのご供養処分を依頼される方も多く、この場合も位牌と同じく送付による受付をしています。

4、過去帳(過去帖)
過去帳はご先祖様の名前や戒名が書かれたノート状のものです。ご先祖様の記録帳のようなものです。位牌や遺影と同様、お坊さんにより1冊ずつ魂抜き供養をしていただいたあと、お焚き上げ(焼却処分)しています。

【過去帳の例↓】

5、神棚・御神札
神棚とお宮の中にある御神札(おふだ)です。御神札は神社にお納めさせていただき、神棚本体(お宮)はその一部を焼却いたします。本来は仏式による魂抜き・ご供養の対象ではありませんが、お坊さんによるご供養を了承いただいた方のみ、供養と処分をお受けしています。

6、地蔵様と祠(ほこら)
町内会や個人的に面倒を見られなくなったり、不動産売買にともなうお地蔵様と祠の撤去です。原則として、お坊さんに現地へ訪問供養してもらった後、撤去・引取処分します。

【地蔵供養の例↓】

7、人形類
ガラスケースに入った日本人形やフランス人形、五月人形、雛人形などの人形類などの供養処分依頼もあります。これらは、弊社供養場にて合同供養をしています。人形の場合は、仏壇回収時に同時に依頼されるパターンが大半です。

8、写真・アルバム類
遺影写真以外の、想い出の写真・アルバム類等の、合同供養もご希望に応じ行なっています。

9、遺骨の納骨
お墓のない方からや、仏壇内に残されていた骨壷(遺骨)などの納骨依頼があります。これは法的な規制もあるため、許可を受けた霊園との提携をしています。全国対応の送骨納骨サービスにも対応しています。

【合同納骨墓の例】

10、その他
経本、88ヶ所掛け軸、仏画、肖像画、提灯、などの供養依頼があります。ほとんどは合同供養の対象です。

以上、「ご供養じまいビジネス」で取り扱うご供養品目について解説しました。実際にはこれらに付随して、遺品整理や部屋の片づけなどの依頼があります。

次回は、第4回目講座【お客様のご依頼事情と受注パターン】についてです。

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このような場合、「位牌・遺影・過去帳や仏壇の魂・お性根抜きから整理処分」までを、一式行なってくれる専門業者があります。相談は無料ですので、わからないこと・不安なことを気軽に聞いてみてください。

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