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ご供養じまいビジネス開業・起業講座11:ご供養じまいビジネスの見積もり方法

ご供養じまいアドバイザーの藤井です。前回のご供養じまいビジネス開業・起業講座第10回目では、「ご供養じまいビジネスの問合わせ対応」について解説しました。第11回目は、「ご供養じまいビジネスの見積もり方法」について解説します。

【ご供養じまいビジネスの見積もり↓】

1、電話・メールでの見積り

ご供養じまいビジネスの見積もり方法には2パターンあります。電話・メールでお客様と会わずに見積もりするか、直接現地訪問をして見積りするか、の2パターンです。

▶見積もりの2パターン
・電話・メールで見積
・訪問見積もり

供養じまいビジネスの場合、そのほとんど(95%以上)は電話・メールでの見積もりとなります。ごくまれに現地訪問見積もりの場合もあります。

現地へ行かなくても、仏壇の大きさや付属品の種類・ロケーションなどがわかればすぐに金額が算出できるからです。

1-1、電話での見積もり

電話での見積りは、マニュアルとして作成してある仏壇整理問い合わせ票に従って、仏壇の寸法や供養品の種類と数量、搬出経路など必要事項を聞き取り、ホームページ記載の料金表のとおりに見積りするだけです。

お客様の約7~8割は、ホームページで予め料金体系や、サービス内容を把握されておられますので、その確認のために電話をかけてこられることが多いです。

【問い合わせのほとんどは電話↓】

見積もりを伝えたあと、すぐに仏壇の供養じまい~処分を依頼された場合は、希望回収日時や回収に訪問する住所などをお聞きします。以下は、電話での見積もり対応例です。

電話問い合わせ時の見積もり対応例)ここから **********

A=電話スタッフ B=お客様

(電話音が鳴り電話をとる。問い合わせ票を手元に準備しておく)
A)お電話ありがとうございます。リセット担当〇〇でございます。
B)もしもし、仏壇のご供養じまいのホームページを見てお電話しました。事情で実家の仏壇を手放なさなくてはいけなくなったので、引き取り~供養処分をお願いしたいのですが?

A)はいありがとうございます。お客様、現在お仏壇の大きさとかはお分かりになりますか?
B)はい。高さが138㎝で幅が50㎝程度です。

A)高さが138㎝で幅が50㎝程度ですね。ご供養の形態ですが、仏壇1台ずつ、位牌などを一つずつ行う個別供養と、他の仏壇とまとめて一緒に行う合同供養とどちらをご希望ですか?また、魂抜き(お性根抜き)をしてもらうお坊さんの訪問はご希望ですか?
B)個別供養でお願いします。お坊さんの訪問は不要です。

A)かしこまりました。お坊さんの訪問はなしで、まず仏壇回収後に、弊社供養場で個別に魂抜きご供養ですね。
それではお仏壇の中身についてお知らせください。正面にご本尊様または掛け軸、一般的なお仏具とかはあるかと思いますが、それ以外でお位牌とかご遺影とかでご供養処分を考えておられるものはありますか?
B)位牌が2つと、遺影が3枚あります。一緒にご供養処分をしたいです。

A)お位牌が2柱と、ご遺影が3枚ですね。かしこまりました。ご本尊様または掛け軸や通常のお仏具等もございますか?
B)はいあります。仏像が1体と、掛け軸2枚、あとは線香立てやおりんとかの一般的な仏具1式です。お経机も一緒に持って行ってもらえますか?

A)はい、一緒にご供養処分させていただきます。現在お仏壇を置かれているのは、一戸建てとかマンションとかのタイプで言うと、どのようなところですか?
B)UR公団住宅の2階です。エレベーターはありません。

A)前に駐車は可能ですか?
B)はい、少しくらいなら可能です。

A)かしこまりました。回収にお伺いする場所は大阪府内ですか?
B)兵庫県神戸市です。

A)神戸ですね。分かりました。ではお見積りですがホームページの料金表のとおりとなります。
まずお仏壇本体のご供養処分が、100㎝以上140㎝未満のタイプになりますので、45,000円
お位牌が一柱3,000円ですので、2柱×3,000円で6,000円
遺影も同じく一枚3,000円ですので、3枚×3,000円で9,000円
2階階段降ろしが5,000円の割増
神戸市ですので、交通費割増が5,000円となりまして、税別合計70,000円となります。
回収からご供養処分の流れはホームページ記載のとおりです。以上ご了承いただけましたら、あとは回収日の日程調整となります。
B)分かりました。それでお願いします。

A)ありがとうございます。では回収日ですがだいたい決めておられますか?ご希望日などはありますか?
B)次の土曜日は可能でしょうか?

A)〇〇月〇〇日、土曜日ですね?はい回収可能です。何時ころがよろしいですか?
B)午前中は可能ですか?

A)はいお伺いできます。10時ころでいかがですか?
B)はい、では10時でお願いします。

A)〇〇月〇〇日、土曜日10時ですね。それではお客様のお名前と、お伺いする場所のご住所をお願いいたします。
B)はい。私の名前は〇〇で、回収に来ていただく場所の住所は神戸市〇〇〇〇〇〇です。

A)表札はかかっていますか?
B)はい、表札名は父の名前で〇〇でかかっています。

A)〇〇様ですね。当日ご連絡のとれるお電話番号はありますか?
B)私のケータイ番号を申し上げます。090-〇〇〇〇―〇〇〇〇です。

A)復唱します。神戸市〇〇〇〇〇〇の表札名〇〇様、お電話番号が090-〇〇〇〇―〇〇〇〇の〇〇様でよろしかったですか?
B)はい結構です。

A)ありがとうございます。あと何かご不明な点はございますか?
B)料金はその場でお支払いすればよろしいですか?他準備しておくことは?

A )はい、当日現金でお願いいたします。お布施袋などのご準備は不要です。特に準備しておいていただくことはありませんが、お仏壇の中身で重要なもの・大事なもの・思い出の物などがありましたらご自身で確認をして取り出し保管しておいてください。その他の梱包搬出に関しましてはこちらのスタッフでさせていただきます。
B)分かりました。よろしくお願いいたします。

A)では、私〇〇(スタッフ名)と申します。〇〇様(お客様名)より、ご変更の連絡がない限り、〇〇月〇〇日、土曜日10時に神戸市〇〇〇〇〇〇の表札名〇〇様方にお伺いいたします。
B)よろしくお願いいたします。

A)よろしくお願いいたします。ありがとうございました。失礼致します。

電話問い合わせ時の見積もり対応例)ここまで **********

参考:電話でよくある質問例
・どのような宗派でも可能ですか?
・仏具を梱包するなどの準備はあらかじめ必要ですか?
・支払い方法は?
・仏壇の持込は可能ですか?
・位牌などの送付は可能ですか?
・お坊さんが直接来ていただけますか?
・お坊さんを紹介していただけますか?
・永代供養はしてもらえますか?
・お墓の処分(墓じまい)はしていますか?
・遺骨の納骨はしていますか?
・お坊さんにお布施をいくらくらい支払えばいいか教えてください
・お布施袋にはどう書いたらいいですか?

1-2、メールでの見積もり

メール(お問い合わせフォーム)での見積りの場合は、第10回目で説明したように、予め返信文パターンを決めて作っておき、ご依頼の内容によって料金を計算して返信します。

いずれにしても、電話・メールの場合はお互い顔が見えませんので、対応マナーがとても重要になってきます。電話・メール問わずお客様から連絡を頂いたら、直ちにまた、特に伝えることがなくても必ずフォローやお礼の返信をすることが信頼獲得への第一歩です。

【メール返信はすぐに行う↓】

2、訪問見積もり

次に、訪問見積もりの場合です。訪問見積もりをすることはほとんどありませんが、以下の様な状況の場合に訪問することがあります。

・親族が集まるので、みんなの目の前で見積もりをしてほしい
・二階の窓からしか搬出できないので、一度ロケーションを確認してほしい
・現地に行けないのでお仏壇の寸法がわからない
・仏壇の寸法が料金表に載っている規格外のものである

などです。

訪問見積もり時は、まず業界特有のマナーや接客方法を意識しておく必要があり、言葉使いなどに注意が必要です。

例えば、普通のビジネスでは当たり前の

「毎度ありがとうございます」とか、
「また次回もよろしくお願いします」などの

表現はできません。

以下に、それらを踏まえた上でのお見積り訪問時のポイントを列挙します。

・通常は、亡くなられた方のご遺族またはその関係者からの依頼が多い
・必ずしも亡くなられた場合ででない場合も増えてきている(施設入所、入院、生前準備など)
・上記2つの事情のどちらであるかを初めに意識して対応する
・基本的に信用されていない業界であることを認識する
・身だしなみには注意し礼節のある服装で、必ず最初に名刺を渡す
・お悔やみの言葉は特に不要
・数珠・白手袋を常に携帯し、お仏壇の前で手を合わせる
・お客様のタイプは2種類、低価格重視派と作業品質重視派。自分のメインターゲットを決めておく

なお、見積時はネクタイとスラックスまたは、制服作業着を着用し、上着はあえてスーツなどかしこまったものを着ないようにします。

【あまりかしこまった感じは避ける↓】

最近では社名・名入れなども安価で出来ますので、制服などを作ってもよいでしょう。よりお客様への信頼感がアップします。

訪問時の見積り方法は、電話・メールの場合と同じです。

ロケーションによって搬出に手間取ったり、運搬距離が長かったりするなど条件によって割増料金を設定すればオッケーです。

3、見積もり時におけるお客様のタイプ把握

見積もり時に把握しておくべきお客様のタイプが2種類あります。

タイプ1:とにかく安ければいいというお客様
タイプ2:料金の安さより確実に供養をしてほしいお客様

の2タイプです。

ご供養じまいサービスに関してはほとんどの方は、料金よりも魂抜き供養をきちんとしてくれるところを探しているのが現状です。

あなたが開業した場合、料金を安くしてでも受注していく方針なのか、あるいは低価格より高付加価値で勝負するのか、を最初の段階で決めておきましょう。私は高付加価値サービスで勝負したいと思っているので、とにかく安ければいいというお客様は、低料金専門の業者へ回すようにしています。

このように、はじめに自分のターゲットとなるお客様をきちんと決めておかないと、価格競争に陥り、受注はしても全然利益が残らないということも出てくるので、ターゲット設定をきちんとしておきましょう。

いずれにしても、どのようなお客様であれ、

・きちんとお坊さんによる魂抜き供養をすること
・動画・写真・証明書などで報告すること

は大前提です。

【供養はきちんと行い報告する↓】
供養場例1

以上、「ご供養じまいビジネスの見積もり方法」についてでした。次回は、第12回目「ご供養じまいビジネスの現場作業」について解説します。

次回、第12回目講座「ご供養じまいビジネスの現場作業」はコチラ

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