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ゼロで死ね(DIE WITH ZERO)お金を使いきって死ぬためにやること:人生が豊かになりすぎる究極のルールの実践

はじめに:

供養じまいをご依頼いただいたお客様宅にお仏壇を引き取りに伺うとよく言われることがあります。

「やっと肩の荷が下りた」
「長い間仏壇整理をしなければと思っていたがそのままにしていた」
「いつでもできると思い放ったらかしにしておいた」

といった内容のことです。私もずっとやらなければいけないこと、やりたいことがあっても、手を付けず逃げていることがたくさんあります。その原因の一つに「まだまだ人生先はあるしそのうちやればいいよな」と、人生がいつまでも続くかのように考えているところがあります。

今回はある本を読んだことがきっかけで、こうした放ったらかしにしていたいろいろなことが一気に前に進みました。その本を紹介してみます。

1:生きているうちにお金を使い切る

老後のためにお金を貯めてばかりでほとんど使わずに死んでいく人がとても多いそうです。老後のためにと言いながら、すでに老後になってもやりたいこともほとんどせずに、ひたすら将来のためにお金を貯めているからです。

先日読んだ「DIE WITH ZERO(ゼロで死ね)」という本にはこうした内容が書かれており、「お金を使いきって死ぬための、人生が豊かになりすぎる究極のルール」が提案されています。
(以下この本の一部を抜粋引用しています)

この本の目的は、「生きているうちにお金を使いきること、つまり「ゼロで死ぬ」を目指すこと」です。そうしないと、人生の限りある時間とエネルギーを無駄にしてしまう、と言っています。

当たり前の様でなかなか気づかないのが次の一文です。

「いくらお金を貯めこんだところで、高齢になればお金を使って経験できることはだんだんと限られてくる」

ということです。(ちなみに、老後のことを考えずにドンドンお金を使えということではありません)

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2:老後に使えないお金とは?

人生での経験は大切な資産とも言えます。こうした経験はまだ高齢になる前、つまり老後を迎える前やいろいろな身体の変化を迎える前にしかできないことがたくさんあります。

例えば、

・体力や気力根気が必要な趣味やワーク
・ハードなスポーツ
・リスクを伴う起業や大胆な行動
・広い人間関係の構築やコミュニケーション
・病気の予防や身体ケア
・意志力が必要な大きな決断

などです。

ある程度高齢になってくると、こうした経験はしにくくなるばかりか、だんだんと欲もなくって来るので気力も失せてきます。例えば男性ですと、やる気ホルモンである「テストステロン」が減少し、意欲がだんだん落ちてきます。女性は女性ホルモンが減少し、いろいろな体調不良が現れ始めます。更年期障害などはその典型です。また、ほぼ100%の人は小さな字が読めなくなります。

こうした現象が出始めると、ある年齢までできたこと・やりたかったことも現実問題としてできなくなってきます。いくらお金を持っていたとしても、です。ここでいう「ある年齢」とは必ずしも高齢とは限りません。10代、20代、30代、40代、50代、60代のそれぞれの年代でしかできないことがたくさんあります。

つまり、その年齢でしかできない貴重な経験がたくさんあるのに、老後のためにためてきたお金を使うのがもったいなくてそれぞれの年代においてできる経験にチャレンジしない人は、

「お金よりも人生そのものがもったいない」

ということになります。こうした人生は後悔しても取り返しがつきません。

この本の著者は「遠い未来の年老いた自分のために、必要以上に今の自分から経験を奪ってはいないだろうか。その金を使いきれるほど、長生きしないかもしれないのに」と書いています。

3:自分は残りの人生で何がしたいのか?

この本を読んでさっそく私もいろいろ行動に移してみました。著者が提案する「タイムバケット」というツールがあります。残りの人生を5年ごとに区切って、それぞれの期間(バケット)にやりたいこと・やらなければならないことをリストアップしていくツールです。残りの人生がそんなに長くない私は2~3年ごとに区切ってやってみました。

「自分は死ぬまでの残りの人生で何がしたいのか?」をあらためて自問自答してみました。そのうえで、死ぬまでに(または老後になるまでに)経験したいことをリストアップしました。リストアップするときの私の考え方の基本は次のような感じです。この時、お金のことは考えないことが大事です。

▶私のリストアップ自問自答

昔からずっとやりたかったこと⇒なんでいままでやらんかったん?
いつか時間ができたらやろうと思っていたこと⇒「いつか」っていつやねん!決めてや!
リタイアしてからやろうと思っていたこと⇒リタイヤするころには体動かんで~!
あれこれするにはお金いるしな⇒死んだらお金使えんで~!
別に今やらんでもいつでもできるし⇒たぶんこのまま一生やらんやろ~
病気になった時のためにお金貯めとくわ⇒治療代稼ぐためだけにいままで頑張って働いてきたんか?

みたいな感じです。こうして自問自答してみると、なんだかあまり我慢するのがあほらしくなってきました。

4:リスクを恐れるあなたへ

とはいえ、いざ行動に移すとなると誰でもリスクは怖いです。今いろんな経験にお金を使ったら老後に生活できるかな? 2,000万円いるらしいしな~、とは誰しも思います。この本の著者は「リスクを恐れるあなたへ」という見出しで、大胆に行動する3つのポイントをこう言っています。

1、できるだけ人生の早い段階が良い(遅すぎたらできないことがいっぱいあるよな)
2、行動をとらないことのリスクは大きい(こっちのリスクのほうが大きいかもね)
3、「リスク」と「不安」は区別する(根拠のない心の不安はリスクとは違うで~)
(カッコ内は私のつぶやき)

また、最後にこう言っています。

「いつかやりたいこと」リストをそのまま放置してしまう人を行動させるためにこの本を書いた、と。

私もこの本を読んでさっそくいろいろリストアップ~実践し始めました。何を実践したかはまたこのコラム欄で経験談として書きます。

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