/
 /

がん総合検診「PET検査」を受けました:人生100年時代やっておきたいことその1

はじめに:

以前のコラム「ゼロで死ね」でお伝えした通り、がん総合検診「PET検査」を受けに行ってきました。検査大嫌いの私がその気になったいきさつは、その以前のコラムでお話しした通りです。時はまさに「いつ死ぬか?」から「いつ死ねるか?」を心配しなければならない人生100年時代となりました。

今回は、人生100年時代やっておきたいことその1として「PET検査」の実体験・感想をそのままセキララにお伝えします。健康・命あっての100年人生なので、検査は超面倒ですが早く受けておいたほうが結局はプラスです。

人生100年時代看板

1、PET検査とは?

PET検査とは、簡単に言うと体の中のまだ小さながんでも発見できる検査です。検査時にある特殊なブドウ糖を体内に注射します。このブドウ糖には放射性同位元素が目印としてつけられているそうです。

「PET装置」で全身の写真を撮影すると、この目印のついたブドウ糖ががん細胞に集まるのでこれを検出できるらしいです。

他の画像検査(レントゲンやCT)と比較して、微小ながん細胞を発見できることが特徴なので早期発見にはとても効果的ということです。ただし、胃や大腸など皮の分厚い臓器は不得意らしく、私の場合胃や大腸は内視鏡検査等を別途受けることにしました。

PET検査は「陽電子断層撮影」と呼ばれるがん早期発見システムの略称です。多くの人が体の不調や異常など自覚症状があってから検査を受けるため、手遅れになることが多いらしいのですが、このPET検査はまさに予防的検査です。つまり自分自身が積極的に検査を受ける気になる必要があります。

そういう意味では、体のどこも痛くなかったり不調がなかったりしても受けるので、何かのきっかけがないとなかなか積極的には受けない検査です。私の場合は「ゼロで死ね」という本を読んだことがきっかけで「やりたいことをやるためにはまずは健康第一」ということでこの検査を受ける気になりました。

健康第一

2、PET検査の流れ

PET検査の流れは大まかに以下の様でした。

①申込み(だいたい1か月待ち程度が多い)
②検査前日の準備
③検査当日の受付~問診
④検査前準備
⑤PET検査+CT検査
⑥3週間後に結果通知

1つずつ私の実体験を説明します。

①申込み

PET検査はそこそこ大きな病院かまたは、検査装置のある人間ドック専門病院等でしか受けられません。私は大阪府堺市にある「阪和インテリジェント医療センター(下の写真)」というところへ申し込みました。たまたま商工会から紹介を受けたからです。費用は約84,000円でした。結構高い!これでも、商工会からの紹介ということで少し安くなったようです。

自分で探す場合は、ホームページで探してチェックするか、経験者に評判を聞いてみるのが良いでしょう。人間ドックなど予防的検査を専門に行っている病院はそれなりにしっかりしているようです。

申込をすると、担当者から電話がかかってきて確認事項や注意事項などを伝えてくれます。また、検査の1週間くらい前になると各種書類が送付されてきます。

PET検査の病院

②検査前日の準備

PET検査前日には少し注意することがあります。例えば胃や大腸の内視鏡検査などであれば、検査前日で注意することは主に食事です。ただ、PET検査の場合は前日の食事制限はありません。その代わり「運動しないこと」が求められます。

運動をして筋肉を使うと、検査時に注射するブドウ糖がその筋肉に集積しやすくなり検査の邪魔になるそうです。つまり、本来のがん細胞でないところが反応するのです。私も普段のウォーキングやストレッチについては前日は控えました。

また、食事は当日何も食べられません。ただし、水やお茶はオッケーです。

ウォーキングマシーン

③検査当日の受付~問診

検査当日は朝9時の受付から始まり、検査終了は11時半ころでした。朝一で受付と支払いを済ませたら、看護師さんの案内で更衣室へ行き検査着に着替えます。靴下やボタンなしの下着はそのまま着ていてもオッケーでした。着替えが終わると、先生の問診があり同時に検査の流れと注意事項が伝えられます。問診は一般的によくある内容(聴診とか触診とか)でした。

④検査前準備

次に別室に移動して、身長・体重測定~採血と特殊なブドウ糖の注射があります。血糖値が高いと検査できないらしく、採血で血糖値を確認します。特殊なブドウ糖の注射は1~2分くらいかかりました。結構長く感じます。注射が終わると別室の待機室に移動します。

注射

待機室は完全個室でリクライニングシートのソファが置いてあります。注射をしたブドウ糖が全身に行き渡るまで、約1時間程度じっと待機します。そうです、じっとしなければなりません。

また、全身の筋肉もさることながら、目の筋肉も使うとこのブドウ糖が集積して検査の邪魔になるので、スマホも見られないし読書もできません。ただひたすら横になってじっとするのみです。

また、検査直前には余分なブドウ糖液をおしっこで排出するため、水分を取ってくださいと言われペットのお水(500ml)を支給されます。最低限半分は飲んで下さいと言われました。耳栓も支給されます。

約1時間ボ~っとするのもなかなか普段できない貴重な時間かもしれません(笑)

PET検査準備

⑤PET検査+CT検査

しばしじっと待機したらいよいよ検査です。おしっこをしてから検査室に入ります。よく病院ドラマで見るような、横になってトンネルをくぐるようなあの撮影装置があります。

初めにCTを行います。約3分です。次にPET検査ですがこちらは約10分です。体を横たえ固定されてじっと同じポーズをして動くことができませんので、そこそこしんどいです。「動かないでくださいね」と言われると、無性に体のどこかがかゆくなってきて掻きたくなります(笑)

こんな感じで検査室には約15分ほど入っています。

PET検査装置

⑥3週間後に結果通知

検査が終わると私服に着替えて休憩室に案内されます。今回受けた検査コースは弁当付きの「PETベーシックコース」です。最後にけっこうリッチな弁当ランチが用意されています。おいしかったです。無料のコーヒーやお菓子も自由に飲食オッケーです。

今回の検査結果は約3週間後に郵送で送られてくるそうです。撮影した画像を読影専門の医師がじっくり鑑定してくれるということです。何も異常がないことを祈りながら帰路につきました。

PET検査の弁当

3、検査を受けない人の気持ち

私は今回初めてPET検査を受けました。こんな検査はず~っと受けたくないタイプの人間でした。なかなかきっかけがないとこうした検査は自主的には受けないと思います。以前の私のように検査を受けない人たちの主な理由は大きく以下のようです。

1、面倒・邪魔くさい・時間がない
2、悪い結果がわかって治療するくらいなら知らずにやり過ごしたい
3、お金がかかる・もったいない
4、予約が必要(すぐに受けられない)
5、仕事を休めない
6、どこで検査したらいいかわからない
7、病院が嫌い・待ち時間が耐えられない
8、痛い・苦しい・しんどい検査はイヤ

だいたいこんな感じでしょうか。この気持ちよ~くわかります。一方、どこか体の不調や違和感を持ったまま日々を過ごすのもスッキリしません。検査を受ける最大のメリットとは、「病気を早期に見つけて治療する」というよりも「何も異常がないことを確認して安心する」ことだと思います。

そうすることにより、安心・スッキリしてモヤモヤせず、未来へ向けてやりたいことを実践できます。やる気・モチベーションも湧いてきます。こんな効果を得られるなら検査費用も安いものではないでしょうか?今回は、がん総合検診「PET検査」の実体験についてお話ししました。今度は「大腸内視鏡検査(大腸カメラ)の実体験」について書いてみます。

以前のコラム「人生リセット:これから自分を変えるためには?」はコチラ↓
https://reset-soul.com/useful/jinnsei-reset

DIE WITH ZERO(ゼロで死ね):人生が豊かになりすぎる究極のルールの実践↓
https://amzn.to/3dY8Z0i

仏壇の供養じまいの仕方はコチラ⇒https://reset-soul.com/useful/butudan-3step
位牌の供養じまいの仕方はコチラ⇒https://reset-soul.com/useful/ihaisyobunhou

位牌や仏壇の供養〜整理処分でお困りではありませんか?

お位牌やお仏壇の面倒を見ることができず、供養整理をする人が増えてきています。お付き合いのある菩提寺があったり、親しいお坊さんが近くにいたりすれば相談もできますが、そういう関係にわずらわしさを感じる人も多いようです。

このような場合、「位牌・遺影・過去帳や仏壇の魂・お性根抜きから整理処分」までを、一式行なってくれる専門業者があります。相談は無料ですので、わからないこと・不安なことを気軽に聞いてみてください。

先祖代々のお位牌やお仏壇ですから、きちんとご供養整理をしたいものです。

公式サイト位牌・遺影・仏壇などの魂・お性根抜き供養~整理処分をするなら

 

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
トップへ戻る