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人生リセット:これから自分を変えるためには?いくつになっても遅すぎることはない

はじめに:

私は「供養じまい専門リセット」という仏壇や位牌の供養処分サービスを運営しています。その名称である「リセット」は、まさに私が人生を変えたいという思いを込めて付けました。47歳でスタートしたこの事業ですが、それまでにはいろいろなことがありました。借金・詐欺的連帯保証・裁判沙汰・人間関係のもつれ。この社名にはなんとか人生をリセットしてやり直したい、という自身の願いが込められています。

人生リセット

多くの人が人生を変えたいと思っています。とはいえ、ただ祈っているだけで行動しなければ何も変わりません。私もいろいろと試行錯誤や失敗を繰り返しながら、人生をリセットする術を学びました。何歳になってもたとえ高齢になっても、自分を変えるのに遅すぎるということはありません。今回は、私なりに行き着いた人生のリセット法についてお伝えします。

1、人生リセットの3つのポイント

自分を変える、人生を変えるために私が行きついたやるべきこと=結論は次の3つです。

1、こうすると決める
2、リスクを引き受ける
3、行動を習慣化する

この3つの流れに沿って実行すれば、多くのことが現実化し、自分を変えていくことができる可能性が限りなくアップします。年齢を重ねいくつになっても、変われる人と変われない人の違いとは、まさにこの3つを実行するかどうかだと私は信じています。一つずつ見ていきましょう。

ポイント1、こうすると決める

まず初めに「やると決める」「こうすると決める」ことです。「やれたらいいな」とか「できたらいいな」くらいの決断度合いではなかなかスタートできません。また、多くの人は明確に決めないままスタートしようとするのですぐにあきらめてしまいます。具体的にかつ、明確に決断することが第1のポイントです。

決断

例えば、今サラリーマンの人が独立したいと思っているとします。この時、「いつか起業できたらいいな」とか、「この件がひと段落したら新しい仕事を考えよう」と時期や内容を曖昧なままにするゆるい決断では、おそらくほとんどの人はいつまでたっても行動に移せないでしょう。

実際に「この件」がひと段落しても、またすぐに「次の件」がやってきます。「現在の問題」が片付いてもすぐに「次の問題」が発生します。人生はこの繰り返しです。そして、あれこれ理由をつけて「今はその時ではない。もう少し様子を見てから」と永遠に先延ばししてしまいます。

「2022年3月で退職をし、○○の仕事で独立する。そのために2021年1月から資金の準備やマーケティングの勉強を開始する。そのために、読む本を10冊探し、○○セミナーに参加申し込みする」。最低限こうした期限を切った明確な目標を掲げないとスタートできないし、スタートできても挫折するでしょう。覚悟がないからです。

また、何か趣味を始めたいという場合でも、ただ単に「ギターがうまくなれたらいいな~」よりも「1年後、人前(10人の観客)で○○という歌でギターの弾き語りをしたいから、明日ギター教室の体験レッスンにとりあえず申し込む」くらいの具体的で明確な決断をすると、一気に心が動き始めます。

このように具体的に決めないと前へ進めませんが、決断の先送りもまた同じことです。忙しいから、今は不景気だから、環境が整わないから、と言って決めること自体を伸ばす人は、たぶん一生同じことを繰り返すパターンです。

自分を変える・人生を変える第一歩は、まずやりたいことを具体的に明確に決断することです。

人生一度きり

ポイント2、リスクを引き受ける

さて、具体的にかつ明確に決断する時に必ずと言ってよいほど「怖さ」「恐怖」「不安」が襲ってきます。自分が経験したことのないことにチャレンジするわけですからそれは恐怖であり不安です。この恐怖や不安の正体はずばり、リスクを負うことへの恐怖です。

リスクとは、自分自身が受けるであろう損失やダメージです。新しいことにチャレンジしてもし失敗したり、うまくいかなかったり、損をしたり、ダメージを受けたりするというリスクを負うことが怖くて不安なのです。決断する際に襲ってくるこのリスクの正体と克服法を知ってさえすれば、行動に移しやすくなります。こうした「決断時リスク」つまり、私たちが恐れていることには大きく次の2種類があります。

A:経済的リスク(お金の損失)
B:精神的リスク(人間関係と心の損失)

それぞれ見ていきましょう。

A:経済的リスク(お金の損失)

経済的リスクは、お金を失う恐怖です。何事をするにもお金が必要です。何か趣味を始めるにしても、仕事を独立起業するにしても、本格的に行うにはそれなりのお金を準備することが必要です。

もし失敗したら、うまくいかなかったら、途中でやめたら、それまでにかけたお金は失われます。このような経済的リスクは誰しもがまず考えることです。誰だってお金を失いたくないです。その金額が大きければ大きいほど決断をためらわせたり遅らせたりします。また、決断そのものをやめることにもなります。

こうした金銭的リスクが発生してもそれを受け入れる覚悟をしない限り、何事もスタートすることはできません。逆にこの金銭リスクを受け入れるつまり、いくらまでならお金の損失を許容できるかを最初に決めておけば、すぐに行動に移すことが可能です。

金銭的リスク

例えば、趣味でギター教室へ通うなら「入会金1万円と月謝9,000円×3か月分で合計37,000円」の損失をあらかじめ受け入れられれば即行動に移せます。仮に続けることができなくて37,000円を失ったとしても、「よい勉強代だった」と自分の将来への貴重な経験・資産として受け入れると決めておけば問題ありません。

また、起業セミナーに通う場合なら同様に、「マーケティングセミナー受講費30万円」の損失をあらかじめ受け入れられれば即行動に移せます。要するに失敗してもこの経済的損失をあらかじめ自分の責任としてまた、経験・資産として最初から受け入れておけばよいのです。

例えば、100万円の高額セミナーや高額講座を受講した場合、そのセミナーの内容が自分に合わなかったり役に立たなかったりすることもあります。見た目には100万円の損失です。私自身もこうした高額セミナーを6~7講座受講しましたが、実際役に立ったのは2件だけです。

ただ、そうした高額セミナーにはリスクを負った意識の高い人たちしか参加していません。そこで知り合った人たちがきっかけで大きな成功を手に入れる可能性もあり、私もチャンスをいただきました。この場合、意識の高い人たちと出会う良い機会と考えれば、100万円は非常に安い投資です。

このような見かけのお金の損失をまったく受け入れない人は、無料でできることしかチャレンジしないので、同様に無料でできることしかチャレンジしない同類の人たちとしかしか出会いません。未来への可能性・チャンスの幅はグッと狭くなります。

なお、前提として何をどう選択・決断しどの道を歩もうが、誰にも初めから正解はわからないし正解はありません。学校のテストみたいに「正しい答え」など人生の決断にはありません。あえて言うなら、自分が選択・決断したことを自分自身で正解へ持っていくというのが「正しい答え」かもしれません。

また、仮にこうした損失を受け入れて行動を起こしたとしても、初めからうまくいくことはほとんどありません。特に独立起業などはそうです。世の中の成功者と言われる人たちは「たまたま」うまくいっただけです。そうです、実は皆「たまたま」です。その「たまたま」が起こるまで数多くのチャレンジを、このリスクを受け入れながら繰り返しただけなのです。

あのエジソンだって1万回チャレンジして「たまたま」うまくいっただけの話です。

B:精神的リスク(人間関係と心の損失)

お金の損失リスクのほかに、精神的リスクがあります。主に人間関係のリスクです。例えば起業など何かチャレンジをしようと思っているとき、次のように他人から言われたり、また考えたり悩んだりします。

・家族(特に奥さん)から「失敗したら生活はどうなるの?」と言われる
・友人から「きっとうまくいかないよ、やめときな」と言われる
・お金はどうするの?ないでしょ?
・もし失敗したら皆にどう思われるか、バカにされないか心配だ
・実際に始めてみたらしんどいだろうな~、雇われの身のほうが楽かな~
・努力するのはイヤだな~、今のままがいいかな~
・もし失敗したら立ち直れるかな?
・失敗したら自己破産して一生を棒に振るのでは?
・借金返済で逃げ回るのでは?

など、被害妄想がどんどん膨らみます。こうした恐怖や不安は精神的リスク(人間関係と心の損失)です。

精神的リスク

例えば、いざ何かを始めようとするとき必ず邪魔をする人が現れます。いわゆる「ドリームブレーカー(夢を壊す人)」と呼ばれる人たちです。こうした人たちの多くは、自分自身がチャレンジできない環境にありうまくいっていないか、あるいはうまくいかなかった人たちです。うまくいっていない自分よりうまくいってほしくないという願い(嫉妬?)が込められています。なのでこうしたありがたい(?)忠告はスルーし真剣に聞かないほうが良いです。

一方、すでに成功している人たちのアドバイスは素直に聞くべきです。うまくいっている人たちは、自分で決断しリスクを負ってチャレンジしてきたので酸いも甘いも知っているからです。きっと的確なアドバイスをしてくれるはずです。精神的リスク(人間関係と心の損失)も経験豊富に乗り越えてきたはずです。

ポイント3、行動を習慣化する

ここまで、人生リセットの3つのポイントのうち、

1、こうすると決める
2、リスクを引き受ける

の2つを見てきました。最後の3つ目は、

3、行動を習慣化する

です。1、こうすると決めて、2、リスクを引き受けたら、あとは行動あるのみです。

「よ~し、やるぞ~!」と最初はモチベーションも高いので、寝る間も惜しんで一生懸命やることでしょう。ただ、残念ながら私たちはずっとモチベーションを維持し続けることはとても難しいのです。

ちょっとうまくいかなかったり、つまずいたり、問題が発生したりするとすぐにシュンとなってしまいます。また、「まあ今日くらいいいか」といってさぼったり楽な方へ流れたりします。私もすぐに、さぼったり遊んだり、休憩したり昼寝したりしたくなります。

つまり私たちは放っておくと安きに流れる生き物なのです。「やる気やモチベーション」だけに頼って行動しようとすると必ずと言っていいほど挫折します。そのたびに何とか「やる気やモチベーション」をアップする努力をしようとしますがそれは本末転倒です。そんな努力をするくらいなら本来やるべきことに努力せんかい!という話です。

ところが、この「やる気やモチベーション」に頼らなくてもコツコツ少しずつでも前へ進む方法があります。それが「習慣化」です。この恐るべき強力なパワーが「習慣力」です。私もこの「習慣力」のおかげで、「やる気やモチベーション」に頼ることなく、このコラムなどの記事を4年間何とか書き続けることができています。

習慣化

朝起きてご飯食べてから机に座り記事を書き始めますが、実は毎日毎日「やる気」はありません。「よ~し記事を書くぞ~!お~!」という気概やモチベーションはほぼゼロです。「あ~楽したい、休みたい、寝たい、YouTube見たい、町へ出かけたい、お菓子食べたい」と思いながら机へ座ります。

そんな状態でも記事を書き続けて毎月定期収入を得られているのはまさにこの「習慣力」を身に着けたおかげです。朝起きたらトイレに行くように、また寝る前に歯を磨くように、記事を書くことを「習慣化」できたからなのです。この「習慣化」については「小さな習慣(ダイヤモンド社)」という本を私は読んで実践しました。別の機会に詳しく書きます。

まとめ:

以上、人生リセットの3つのポイント、

1、こうすると決める
2、リスクを引き受ける
3、行動を習慣化する

について私の経験として説明しました。この3つを実践すれば、けっこう幸せな人生へリセットすることができる可能性が大なのでおすすめです。

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