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位牌処分の費用相場:お性根抜きからお焚きあげまでいくらかかるか?

やむを得ずお位牌を処分したり、手放したりせざるを得なくなった場合には、その仕舞いの仕方として、2つの方法があります。一つ目が「魂・お性根を抜いてお焚きあげ処分する」方法で、二つ目が「永代供養に出す」という方法です。

かつては、多くの家庭がお坊さんとの付き合いも深く、このような位牌の供養整理などについて、気安く相談できる環境がありました。

ただ、寺院との関係もだんだんと希薄になっており、いざ位牌の整理や処分をするにあたって、その費用について誰に聞けばよいのか、わからない方が多いのも現実です。

【お布施袋】

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そして、位牌の供養整理や処分はほとんどの方が初めての経験であり、料金の相場がわからないので、寺院やお坊さんにお願いするにしても、また位牌ご供養の専門業者に依頼するにしても、とても不安があります。

そこで今回は、位牌の仕舞い処分をする二つの方法である、「魂・お性根を抜いてお焚きあげ処分する」または、「永代供養に出す」場合にかかる、それぞれの費用の相場について解説します。

記事中位牌リンクバナー

「位牌から魂・お性根を抜いてお焚き上げする」場合の費用相場

まず、「位牌から魂・お性根を抜いてお焚き上げする」すなわち、完全に位牌を廃棄処分する場合にかかる費用についてです。

魂・お性根抜きの、お布施金額相場

位牌を処分するにあたり、まずは「魂・お性根を抜く」という供養の儀式を、一般的には行います。

この儀式を魂抜き(たましいぬき)や、お性根抜き(おしょうねぬき)、または閉眼供養(へいがんくよう)といいます。寺院・お坊さんにこの儀式はお願いします。

【魂抜き・お性根抜きご供養中写真】

処理済~⑨お位牌、ご遺影などの御魂抜きご供養P1030199縮小版640x480

魂抜き・お性根抜きには、位牌の中に宿った先祖の魂を、天(浄土)に返してあげるという意味があります。魂・お性根を抜くことにより、位牌は「単なる木の札」になります。

檀家寺のお坊さんとお付き合いがある場合は、魂抜き・お性根抜きを直接お願いして下さい。檀家とは、平たく言えばその寺院の登録会員みたいなものです。「檀家さん以外の一見さんお断り」という寺院も多いです。

また、お坊さんとお付き合いがなく、魂抜き・お性根抜きをどこに頼めばよいかわからない場合は、「お坊さん手配・紹介サービス」などを利用するか、「ご供養仕舞い専門業者」に依頼して下さい。

お坊さんに家に来ていただき、魂抜き・お性根抜きを行なってもらったあと、料金に相当するお布施(おふせ)を支払います。お布施とは、葬儀やお盆などさまざまな仏事の際に、お坊さんに渡す謝礼のことをいいます。

魂抜き・お性根抜きのお布施の相場は、10,000~50,000円くらいです。定価というものはありませんから、この範囲でできる限りのお気持ちを示せばよいということになります。

「実際はいくらしたらいいか決められない」という方は、お布施30,000円程度が目安です。さらに、遠方から来られるお坊さんには、プラスお車料5,000円程度をお渡ししてもよいでしょう。

もちろん、これは相場であって絶対ではありません。お布施には初めから決められた金額がないので、本来はあなたが自由に決めてよいものです。

【お布施袋を渡しているところ】

処理済~P1040522縮小版640x480

経済的余裕がないなら、お布施は5千円でも1万円でも問題ありません。ただし、事前にお坊さんに相談しておくことがやはり大切です。

この場合、「他のみなさんは、お布施をどれくらいされていますか?」と聞くことがおすすめです。このような聞き方をすれば、お坊さんも答えやすいですし、後でトラブルになることも少ないでしょう。

なお、「お坊さん手配・紹介サービス」や「位牌ご供養整理処分の専門業者」では、お布施金額(魂抜き・お性根抜き費用)や、お焚き上げ費用が明示されており、悩む必要はありませんので、それらを利用することも選択肢の一つです。

「お坊さん手配・紹介サービス」でのお布施相場は、35,000~50,000円(平均40,000円)程度です。

このサービスのメリットは、お布施金額が明確であることはもちろんのこと、お坊さんとの将来に渡る、わずらわしい関係を持たなくても良いことです。

また、「位牌ご供養整理処分の専門業者」では、魂抜き・お性根抜きからお焚き上げ処分まで含め、位牌1柱当たり、5,000円~10,000円程度が相場です。

専門業者に依頼するメリットは、送牌(位牌の送付)による受付がメインで、気軽に依頼できることと、最終お焚き上げ処分まで一式やってもらえることです。

次に、位牌のお焚き上げ費用です。

位牌のお焚き上げ処分費用

魂抜き・お性根抜きの終わった位牌を、お焚き上げ処分する方法は3つあります。「魂・お性根抜きをお願いした寺院に持ち帰ってもらう」「自分でお焚き上げする」「位牌ご供養整理処分の専門業者にお焚き上げしてもらう」です。それぞれでかかる費用の相場は変わります。

「魂・お性根抜きをお願いした寺院に持ち帰ってもらう」方法は、ほとんどの場合お坊さんの好意で、持ち帰りお焚きあげをやってもらえます。この場合にかかる費用は、魂・お性根抜きのお布施に含まれていますので、お焚き上げ費用としては無料0円です。

また、「自分でお焚き上げする」場合も無料0円です。可能であるならば、お庭などで焼却されるとよいでしょう。あるいは、年に1~2回、寺院などで行われるお焚き上げ日に持ち込むのも一つの方法です。

「位牌ご供養整理の専門業者にお焚き上げしてもらう」方法は、前述したように、魂抜き・お性根抜きからお焚き上げ処分まで含め、位牌1柱当たり、5,000円~10,000円程度が相場です。

「位牌から魂・お性根を抜いてお焚き上げする」場合の費用相場まとめ

「位牌から魂・お性根を抜いてお焚き上げする」場合の一式費用の相場を比較表にまとめてみました。
自分が置かれた環境や条件に応じもっとも適した方法で進めて下さい。

合計費用の相場は位牌3柱分で計算しています。

魂・お性根抜きの依頼先 お焚き上げ方法 合計費用相場(3柱)
檀家寺へ直接依頼 檀家寺または自分でする 30,000円
お坊さん手配・紹介サービスを利用 自分でする 40,000円
位牌供養整理業者へ送牌 位牌処分業者が行なう 15,000円

「永代供養に出す」場合の費用相場

お位牌の仕舞い方には、魂・お性根抜き~お焚きあげなどの廃棄処分をせず、お位牌の存在や形を残したまま手放す「永代供養」という方法もあります。

永代供養とは、寺院などにお位牌を託し、ご先祖様の供養を代わりに行なってもらえる「継続供養のシステム」です。

そして最終的には(33年程度経過後)、託した位牌をお焚きあげ処分してもらうことができます。永代供養をしてもらえる年数は、寺院によって異なり、必ずしも「期限がなく永久に」という意味ではありません。

本来、永代供養とは、お墓がない方やお墓を作らない方などが、遺骨を寺院や霊園などの合同墓に合同埋葬して、親族に代わって毎年定期的にご供養をしてもらえる遺骨の供養の形態をいいます。

【永代供養墓】

③合祀納骨墓P1030300縮小版640x480

社会の高齢化に伴い、面倒を見られなくなったお位牌が多くなっています。そのため位牌の永代供養ニーズが増えており、相談を受けてもらえる寺院や霊園も出てきました。そして、もしあなたがどこかの寺院の檀家であれば、多くの場合お位牌の永代供養を行ってもらえます。

また、寺院やお坊さんとの付き合いがない場合には、一般の方でも永代供養を受け付けている寺院や霊園もたくさんあります。

位牌の永代供養にかかる費用は、寺院によってまちまちです。相場は、お位牌一つにつき10~50万円くらいであることが多いです。

「魂・お性根を抜いてお焚きあげ処分する」方法が、お位牌一つにつき1万円程度です。そのため、永代供養は経済的に余裕のある人のための方法になります。

こうしたことから、「永代供養までは必要ない」また「費用的に永代供養は無理だ」という方は、1つ目の「魂・お性根を抜いて、お焚き上げする」方法を選ぶのがベターだといえます。

どちらの方法を選ぶにしても、事前に家族や親族と充分な話し合いをして、のちのち揉め事が起きないよう、みなさん了承の上で進めることが大切です。

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位牌や仏壇の供養〜整理処分でお困りではありませんか?

お位牌やお仏壇の面倒を見ることができず、供養整理をする人が増えてきています。お付き合いのある菩提寺があったり、親しいお坊さんが近くにいたりすれば相談もできますが、そういう関係にわずらわしさを感じる人も多いようです。

このような場合、「位牌・遺影・過去帳や仏壇の魂・お性根抜きから整理処分」までを、一式行なってくれる専門業者があります。相談は無料ですので、わからないこと・不安なことを気軽に聞いてみてください。

先祖代々のお位牌やお仏壇ですから、きちんとご供養整理をしたいものです。

公式サイト位牌・遺影・仏壇などの魂・お性根抜き供養~整理処分をするなら

 

位牌や仏壇の魂・お性根抜き〜お焚き上げ処分いたします

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